研究分野
私は主に数論的位相幾何学(Arithmetic Topology)を中心に研究を行っています。特に,多重平方剰余記号といった数論的対象に3次元トポロジーの観点から解釈を与えることに興味があります。 これらを通して,数論とトポロジー,さらには数理物理の間の関係を深く理解することを目指しています。
研究テーマ(これからやりたい研究)
- 一般の代数体に対する多重平方剰余記号
古典的な平方剰余記号(有理数体ではLegendre記号と呼ばれる)を多重化したものです。この記号について研究しています。 - 数論的 Dijkgraaf–Witten 不変量,数論的 Chern-Simons 不変量
これらと多重平方剰余記号の関係に興味があります。